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zoom RSS 『アイランド』・・・おおっ、なつかしの世界観

<<   作成日時 : 2006/03/03 23:24   >>

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前々から気になっていた作品、『アイランド』をようやく観た。これはおもしろい♪

【多少ネタバレあり】

近未来、汚染された世界から生き残った人々が暮らす、外界から完全に隔離された巨大な施設が舞台。制限された生活の中での彼らの楽しみは時々行われる「抽選」。当選者は「アイランド」と呼ばれる最後の楽園への永住権が与えられる。
ところがある日、アイランド行きを楽しみにしている一人、主人公のリンカーンは一匹の羽虫を見つけたことからこの世界の本当の姿に気付き、アイランド当選が決まったばかりの女友達ジョーダンを連れての脱走を決意する。

【かなりネタバレあり】

さて、この映画を語るためにはここからどうしても「ネタバレ」に触れなければならないので、未見の方で知りたくない場合はこの先を読まないほうがよろしいかと・・・。

施設から脱走したふたりが見た外界は、彼らが知っている壊滅した世界ではなかった。混乱する彼らはついに自分たちの存在の意味を知る。自分たちは、そして施設で暮らす人々はすべてクローン人間だったのだ。外界には自分たちと同じ遺伝子を持つ「顧客」がいて、彼らは病気や怪我をしたときのためのスペアとしてクローンを欲し、それを作ってくれる企業に高額な投資をしていた。
企業だけでなく黒幕の組織にも追われるはめになるリンカーンとジョーダンは、自分たちの権利を勝ち取るために逃避行から一転、反撃に出る・・・。

おっ、こういう世界観にこういうストーリー、得意な漫画家が昔いたなあ。中・高校生のころよく読んでいた柴田昌弘ブルーソネットとかラブシンクロイドとかグリーンブラッドとか・・・。
クローン、すなわち金持ちたちのための“商品”でしかない自分たち。それでも命があるんだ。命があれば生きる権利もあるんだ。そう訴え戦うリンカーンとジョーダンの姿に、柴田の作品がオーバーラップしてきた。

羊のドリーなど現実の世界でもクローンに関するニュースをよく耳にする。倫理的観点からタブーとされることが多いけど、私は・・・少なくともこれまでの私は「身体のスペア」としてのクローンの存在意義を肯定する考えだった。臓器にしろ手足にしろ、これほど移植に最適なドナーはないではないか。

しかし、この映画を観てその考えは180度変わった。クローンが人権を主張したら大変なことになる。鑑賞中の私はもちろんリンカーンとジョーダンの味方だったけど、彼らが解放を勝ち取るラストは考えようによっては悪夢の始まりでもあるのではないか。
まったく同じ遺伝子を持つ個体がふたつ・・・。それが何組も(何百組も何千組も!)存在してしまったら、世界の大混乱は必至である。

最低限の研究まで否定はしないけど、商品化なんてのはやめときましょうかね。

ところでジョーダン役のスカーレット・ヨハンソン。この女優さんはじめて見たけど美人さんですね〜(#^.^#)
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アイランド
生きのびろ、 地上でもっともピュアな魂。 原題 THE ISLAND 製作年度 2005年 映時間 136分 原案 カスピアン・トレッドウェル=オーウェン 監督 マイケル・ベイ 音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー 出演 ユアン・マクレガー/スカーレット・ヨハンソン/ジャイモン・フン... ...続きを見る
to Heart
2012/04/15 20:53

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
DVDが出てわりとすぐに見ました〜♪
たしかに・・・ありがちな(?)設定というかそういうのもあり、なんかこんなのあったような・・とか、見た後も「これこれ!アイランドだよ〜」というのがありました。
もしも、自分のクローンが存在したら・・・
やっぱりこわいですね。。。
生きてる以上は同じ生命ですもん。。。

ジョーダン役の方、綺麗ですよね〜
同性としても同感。
ただ相手がオビワンだったので・・(笑)
亀子
2006/03/06 09:03
亀子さん、こんばんは♪
あ、そうか。息子さんの影響でご自身もスターウォーズ通なんですよね〜。
ユアン・マクレガー主演作で私が好きなのは『ブラス!』。大作ではないけど、いい映画です。機会がありましたらぜひ!
SOAR
2006/03/06 22:03
SW大好きな息子と一緒に観たんですが、
カーチェイス、ウルトラスーパーなバイクもどんだけ巧いんだよ〜なシーンに
超〜金かかってるよっ!と楽しんでいましたが、
わずか数秒のシーンの為にあの近未来型ボート(笑)
でも、監督はちゃっかり者だったんですね(^^;

人間は汚染されて劣化して、愚かになる。。。
純粋だった彼らも、管理されなければ・・・あの一瞬の行為が、それを暗示させていましたね〜。
面白かったです☆
kira
URL
2012/04/15 21:03
kiraさん、こんばんは♪
お、ここにもSW親子が!(笑)
マイケル・ベイにしては珍しく深く考えさせられるテーマを秘めた作品でしたよね。もちろんお金もたっぷりかけてますが。

しょせん作り話ではありますが、生命に関わるタブーに触れるとき、我々は利益や安心と引き換えに大きな覚悟が必要になるのかもしれません。
面白かったですね。
SOAR
2012/04/16 01:11

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