SOARのパストラーレ♪

アクセスカウンタ

zoom RSS 『アーティスト』・・・サイレントに絶妙のギミックを添えて

<<   作成日時 : 2012/04/08 14:45   >>

トラックバック 59 / コメント 14

なんと優しさに満ちた映画なのだろう。
ストーリーの進行上必要最低限のセリフのみが字幕という形で提示され、シーンごとに状況を的確に表すBGMが時に優雅に、時に切なく、時に激しく作品世界を包み込む。それ以外の音声や効果音は観客それぞれが思いに沿って頭の中で独自に重ねて合わせていく・・・。

劇場で観るのは初めてのサイレント&モノクロ映画を、心の洗われる思いで堪能させてもらった。フランス人監督がハリウッド映画黎明期のとある一時代を温かくリスペクトした本作は、先のアカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など5部門受賞に輝いた栄えある一本でもある。同じく映画愛をテーマにした『ヒューゴの不思議な発明』とのオスカー争いになぜ勝利できたのか。そんな興味もあっての鑑賞だったが、これはもう圧勝だ。“どうせサイレントの意外性がウケただけだろう”という思いがあったことを深く反省。


サイレント映画界の大スターがトーキーへの流れに乗りきれず衰退していく悲哀の物語。彼にあこがれ映画の世界に飛び込んだ娘がトーキー映画でみるみる人気を博していくさまが対照的に描かれる。互いに惹かれ合いながらもすれ違いの恋模様はたしかに切ないのだが、彼女の一途な想いから伝わる温もりのなんとも心地よいこと。こうした感覚は色や音が伝えているわけではないのだと、改めて気づかされた。
演出もいい。慕うあまり彼の控室に忍び込んだ彼女が、かけてある上着の袖に手を通してのシーンが絶品。あの右手の動きが頭から離れてくれません(笑)


サイレントの時代に生きた俳優の物語をサイレント映画仕立てで見せる・・・。
このアイデアにあざとさを感じないわけではない。その意味でなら1930年代のパリの風景を最新の映像技術で見せてくれた『ヒューゴ〜』のほうにこそ邪心のないある種の清々しさがある。
しかし本作、実は完全なるサイレント映画ではないのだ。前宣伝ではしきりとサイレントであることを強調するコピーが目立ったが、中盤とラストシーンの2回、しっかりと“音”が入るのである。特に中盤のシーン。これには参った。脱帽。コイツはスゴイよ。

主人公が何気に置いたグラスが“コツン”と音を立てる。不思議そうにあれこれ試すうちに徐々にパニックに陥る彼。たまらず声を上げようとするがなぜか自分の声は出ない。あわてて外へ飛び出すと、通りを歩く女性たちの笑い声が響き渡る・・・。

これ、彼の夢の中の出来事なのだ。トーキー映画の台頭におびえる彼の心理状態を的確に表す仕掛け。本作をサイレント映画に分類するならこれは紛れもない禁じ手である。だがこれほど効果的な効果音に私は遭遇したことがない。言い換えればこの悪夢における音を生かすために本作はサイレントのスタイルを取ったと言ってもいいくらいに、とにかく効果的なシーンだった。(ラストでの“音”はぜひ劇場にてご確認を。こちらもお見事!)

ラブストーリーとしての設定に深みはなく、悪く言えば現実味に欠ける印象は否めない。既婚の実力派俳優と新進気鋭の若き女優との熱愛騒動というホットさが、きっかけにもその後の経過にもたいして感じられないのである。
しかしこれを本作のマイナス要素と捉えるのは大きな間違いだと私は思う。シンプルさこそが本作最大の魅力。出逢ってすれ違って、でもやっぱり惹かれ合って・・・。そうしてたどり着くハッピーエンドはやはり感動をもたらしてくれるもの。

落ちぶれかけたスターを救う女優のアイデアも素晴らしい。
彼との共演ができないなら私は降りると言い切った彼女の秘策。かつてスタジオ内で再会したときのあの二人で奏でたタップダンスが、彼の復活はもちろん二人の関係修復にも貢献し、それだけでなくおそらくは映画界に新しい可能性をも示すことになったのだ。

音がないことを逆手に取った仕掛け。ここしかないという絶妙なタイミングで追加された音たちを味わいつつ、また遠いサイレントの時代に想いを馳せつつ、優しくさわやかなラブストーリーを心ゆくまで楽しんでみてはいかがだろう。

傑作。


goo 映画
goo 映画

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(59件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
アーティスト
人生は悲しいが美しい。   ...続きを見る
Akira's VOICE
2012/04/08 14:55
アーティスト
【THE ARTIST】 2012/04/07公開 フランス 101分監督:ミシェル・アザナヴィシウス出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル 温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采―― 1927年のハリウッドで、サイレント映... ...続きを見る
新・映画鑑賞★日記・・・
2012/04/08 15:50
アーティスト
アーティスト@東商ホール ...続きを見る
あーうぃ だにぇっと
2012/04/08 16:45
『アーティスト』
どんなに時代が変わっても変わらぬ愛がここにある。 第84回アカデミー賞でフランス映画として史上初の作品賞受賞に輝いたこの映画は、オシャレでロマンティックで映画愛に溢れた大 ... ...続きを見る
こねたみっくす
2012/04/08 17:05
「アーティスト」 映画の進化
第84回アカデミー作品賞受賞作品です。 サイレント映画からトーキー映画に移行する ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2012/04/08 17:10
『アーティスト』の画期的なところは何か?
 こんな映画を観たかった! ...続きを見る
映画のブログ
2012/04/08 17:16
あの仕草、あの表情。『アーティスト』
サイレントからトーキーへと移り変わる時代のハリウッドを舞台にスター俳優の栄光と挫折を描いた作品です。 ...続きを見る
水曜日のシネマ日記
2012/04/08 17:29
アーティスト
評価:★★★★【4点】(18) ...続きを見る
映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜
2012/04/08 17:37
『アーティスト』 (2011) / フランス
原題: THE ARTIST 監督: ミシェル・アザナヴィシウス 出演: ジャン・デュジャルダン 、ベレニス・ベジョ 、ジョン・グッドマン 試写会場: よみうりホール ...続きを見る
Nice One!! @goo
2012/04/08 18:22
アーティスト
劇場にて鑑賞 ...続きを見る
A Day In The Life
2012/04/08 19:36
アーティスト
1927年、ハリウッド。 サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作のオーディションで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。 ジョージの何げないア... ...続きを見る
心のままに映画の風景
2012/04/08 19:39
アーティスト/ THE ARTIST
ランキングクリックしてね &amp;larr;please click ...続きを見る
我想一個人映画美的女人blog
2012/04/08 20:15
映画:アーティスト The Artist ノスタルジーというより 時代の変化に立ち向かう姿が、実に現...
噂に上がっているこの映画、実はかなり懐疑的な気分だった。 「いまさら白黒サイレント映画で勝負なんて、恐ろしくノスタルジーなのでは?!」 そんな批判的気分が頭の中を満載だった。 ならば早々に見定めようということで、NY滞在中近くのParis theater に駆け込んだ。... ...続きを見る
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF ...
2012/04/08 20:33
アカデミー賞 5部門獲得の映画「アーティスト」日本版 予告編が、最悪にダメダメな件について(笑)
既に、2回この予告編を観ているが、なぜか「とても嫌い」(笑) ...続きを見る
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF ...
2012/04/08 20:33
アーティスト/The Artist
新しい時代に対応できないサイレント映画のスター俳優と、その彼に見出されトーキー映画のスターへと上り詰める女優、2人のロマンスをモノクロ映像で描いたサイレント映画だ。『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』の監督ミシェル・アザナヴィシウスが脚本と編集も務め、主演の俳優も同作品のジャン・デュジャルダン、ヒロインをベレニス・ベジョが演じている。古きよき映画の時代が偲ばれる作品だ。 ...続きを見る
LOVE Cinemas 調布
2012/04/08 20:45
アーティスト
無声映画といっても音楽や効果音はしっかり入っている。登場人物の考えていることもしゃべっていることも全部わかる。これほど映画の表現の豊かさを体感できるのは本当に楽しい。一番の名シーンは、ぺピーがジョージの楽屋に入って彼の上着に片腕を通した一人抱擁だろう。傑 ...続きを見る
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ve...
2012/04/08 22:40
「アーティスト」無声の声
モノクロで無声映画。 まさに今年アカデミー賞総なめで映画界を揺るがした映画は、古いのに斬新、昔のよき時代を蘇らせて、堂々と3Dの時代に打って出たその勇気にまず乾杯したい。 ...続きを見る
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2012/04/09 00:11
「アーティスト」声なき憧れの演技俳優スターの窮地を救った女優の憧れの人との声なき夢の共演
「アーティスト」は1920年代のサイレント映画を舞台にサイレント映画のスター俳優に憧れた女優が女優として駆け上がる途中でスター俳優が挫折し絶望に追い込まれたスター俳優を救う ... ...続きを見る
オールマイティにコメンテート
2012/04/09 00:26
アーティスト 老兵は去るのみ・・・ということではない!
【=16 -1-】 今年初めての試写会鑑賞、今年はちっとも当選しないのだ〜(T^T)(そういえば今年は1度当たってたけど試写会の招待状が当日届いてしまってポストから取り出したときにはすでに上映時間を過ぎていた) この映画は、第84回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞... ...続きを見る
労組書記長社労士のブログ
2012/04/09 10:00
★アーティスト(2011)★
THE ARTIST ...続きを見る
Cinema Collection 2
2012/04/09 23:45
映画:アーティスト The Artist(2回め) 演出上のいろいろな「仕掛け」の積み重ねに唸りまく...
1回めは、NY滞在中、近くのParis theater に駆け込んでの鑑賞。 その時の感想は=「ノスタルジーというより 時代の変化に立ち向かう姿が、実に現代的」(2012-02-03) ...続きを見る
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF ...
2012/04/10 00:38
アーティスト
最優秀俳犬賞は伊達じゃない ...続きを見る
Memoirs_of_dai
2012/04/10 00:59
[映画『アーティスト』を観た(前編:4コマ漫画)]
☆今年のアカデミー最優秀作品賞ですね。 ...続きを見る
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッド...
2012/04/11 06:00
劇場鑑賞「アーティスト」
この世は、音で溢れている… ...続きを見る
日々“是”精進! ver.A
2012/04/11 14:12
アーティスト
 フランス  ロマンス&コメディ  監督:ミシェル・アザナヴィシウス  出演:ジャン・デュジャルダン      ベレニス・ベジョ      ジョン・グッドマン      ジェ ... ...続きを見る
風情♪の不安多事な冒険 Part.5
2012/04/11 17:48
アーティスト
原題 THE ARTIST 製作年度 2011年 上映時間 101分 製作国・地域 フランス 脚本:監督 ミシェル・アザナヴィシウス 音楽 ルドヴィック・ブールス 出演 ジャン・デュジャルダン/ベレニス・ベジョ/ジョン・グッドマン/ジェームズ・クロムウェル/ペネロープ・アン・ミラー... ...続きを見る
to Heart
2012/04/12 01:22
アーティスト
★★★★★“シンプルだからこそ伝わる情感の豊かさ”この映画、第84回アカデミー賞の作品賞など5部門を受賞し話題になっているのでご存じの方も多いかと思います。この作品はモノクロでサイレントということでも注目を集めていましたね。 ストーリーは、大きな転換の波に乗れずスターの座から転げ落ち絶望する男、その男に思いを抱きながらスターダムに駆け上がった女。そして男の再起とロマンスといういたってシンプルです。 冒頭のジョージ・ヴァレンティン(=ジョン・デュジャルダン)の映画の上映ですが、小編成のオーケストラ... ...続きを見る
映画とライトノベルな日常自販機
2012/04/12 11:47
アーティスト 【映画】
いまはもうなくなってしまったけれど 学生の頃シネマアポロンという地元の映画館で オールドムービーばかり上映していた ...続きを見る
as soon as
2012/04/12 15:58
*アーティスト 感想*
全編がモノクロ&サイレントで贈る第84回アカデミー作品賞受賞作品。 ...続きを見る
★ Shaberiba 
2012/04/13 01:12
映画「アーティスト」これぞ、映画だ! アカデミー賞独占も納得の作品
「アーティスト」★★★★★満点! ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ出演 ...続きを見る
soramove
2012/04/13 11:23
アーティスト
      『アーティスト』  (2011) 1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していたジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。 その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけにヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと駆け上がる。 一方、ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、自身の監督・主演作がヒットせ... ...続きを見る
サムソン・マスラーオの映画ずんどこ村
2012/04/14 17:18
アーティスト / The Artist
2012年の第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)、作曲賞、衣装デザイン賞を受賞。映画がサイレントからトーキーに移り変わる頃を舞台に没落するサイレント時代のスター俳優と、トーキーの隆盛とともに... ...続きを見る
勝手に映画評
2012/04/14 21:08
アーティスト  The Artist
時代の変化は加速度を増し、「10年ひと昔」ではなく「2〜3年、ひと昔」の昨今、 果たして時代の波についていけるか?とときどき不安を感じます。 ...続きを見る
映画の話でコーヒーブレイク
2012/04/15 00:24
アーティスト
アーティスト(4/7公開) ★★★★★(★満点!) ...続きを見る
食はすべての源なり。
2012/04/15 00:43
「アーチィスト」 モノクロ・サイレントという以外は平凡
監督 ミシェル・アザナヴィシウス ...続きを見る
ももたろうサブライ
2012/04/15 11:26
映画「アーティスト」
注目の映画「アーティスト」を鑑賞しました。 ...続きを見る
FREE TIME
2012/04/15 21:41
アーティスト・・・・・評価額1750円
サイレントの夢よ、永遠に・・・ ...続きを見る
ノラネコの呑んで観るシネマ
2012/04/15 22:14
アーティスト☆温かい涙、溢れ出す愛。
 この感動に世界が喝采―― ...続きを見る
☆お気楽♪電影生活☆
2012/04/15 22:20
□『アーティスト』■ ※ネタバレ有
2011年:フランス映画、ミシェル・アザナヴィシウス監督、ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン出演。 ...続きを見る
〜青いそよ風が吹く街角〜
2012/04/15 23:42
アーティスト
映画という芸術。腹心の友。口元のほくろ。 ...続きを見る
悠雅的生活
2012/04/16 00:00
アーティスト
2012年4月13日(金) 20:30〜 TOHOシネマズ川崎4 料金:1200円(レイトショー) パンフレット:未確認 『アーティスト』公式サイト サイレントのスターが、トーキーとともに凋落。 一方トーキーの幕開けでスーパースターになった娘。 この娘は、何故かサイレントのスターを愛していて、彼の再起を図る。その手段は? 画面はスタンダードでモノクロ。物語の大部分がサイレント。 最後は、再起の手段ミュージカル。当然、音入り。これは素晴らしい。 でも、舞台裏見せないで、踊り終わりでThe E... ...続きを見る
ダイターンクラッシュ!!
2012/04/16 03:23
芸術家は死なず〜『アーティスト』
 THE ARTIST ...続きを見る
真紅のthinkingdays
2012/04/16 08:20
アーティスト
文句なし!こういう映画が見たかった。 ...続きを見る
迷宮映画館
2012/04/16 14:20
アーティスト(2011)☆☆THE ARTIST
 温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采―― 好き度:=80点 すみません!いきなりわんちゃんです。本当に演技が上手いもんでびっくり!このわんちゃんがこの物語のポイントとなってとても素敵な流れを作っていました。 サイレント映画って多分初めてだと思うん... ...続きを見る
銅版画制作の日々
2012/04/17 14:13
『アーティスト』
□作品オフィシャルサイト 「アーティスト」□監督・脚本 ミシェル・アザナビシウス □キャスト ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー、       マルコム・マクダウェル、ミッシ... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2012/04/19 12:07
「アーティスト」感想
 「OSS 117 私を愛したカフェオーレ」のミシェル・アザナヴィシウス監督、ジャン・デュジャルダン&ベレニス・ベジョ主演。1920年代のハリウッドを舞台に、世間から忘れ去られた無声映画のスター男優と、トーキー映画時代のスター女優の深い愛情を描く、ロマンチックラブス ...続きを見る
新・狂人ブログ〜暁は燃えているか!〜
2012/04/20 19:01
今、白黒サイレント映画を!
13日のことですが、映画「アーティスト」を鑑賞しました。 ...続きを見る
笑う学生の生活
2012/04/21 20:08
『アーティスト』
'12.04.11 『アーティスト』@TOHOシネマズ六本木ヒルズ ...続きを見る
・*・ etoile ・*・
2012/04/24 23:08
『アーティスト』
ハリウッドが失った、 art muetな価値観への郷愁と感嘆、温故知新。 映画が映画だった頃、音のないざわめきがあった。 映画が映画だった頃、色のない情感が満ちていた。 美しと麗しのサイレントなモノクロームに何想う。 ...続きを見る
シネマな時間に考察を。
2012/04/27 15:50
「アーティスト」アカデミー作品賞は頷ける
ご存知2011年のアカデミー作品賞に輝いた映画です。 白黒でサイレント映画ですから、物珍しさも有るでしょうが 物珍しさだけでは30分がせいぜいで、そこから観せる力は本物です。 ...続きを見る
カサキケイの映画大好き!
2012/04/30 00:40
アーティスト
<<ストーリー>> 1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していた ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、 新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ... ...続きを見る
ゴリラも寄り道
2012/04/30 04:39
■映画『アーティスト』
サイレント期の映画製作現場、とりわけ映画俳優たちへのリスペクトを表したモノクロのサイレント映画『アーティスト』。 ...続きを見る
Viva La Vida! <ライターC...
2012/04/30 23:28
アーティスト
Data 原題 THE ARTIST 監督 ミシェル・アザナヴィシウス 出演 ジャン・デュジャルダン  ベレニス・ベジョ  ジョン・グッドマン  ジェームズ・クロムウェル  ペネロープ・アン・ミラー 公開 2012年 4月 ...続きを見る
映画 K'z films 2
2012/05/01 23:49
アーティスト THE ARTIST
今年のアカデミー賞受賞作は、サイレント&モノクロで話題をさらったこの映画でした。 ...続きを見る
まてぃの徒然映画+雑記
2012/05/04 09:53
アーティスト
第84回アカデミー賞作品賞・監督賞・主演男優賞の3部門を受賞した作品。 とっても素敵!新鮮!そしてオシャレでハートウォーミングな作品。そして,なんといってもサイレント映画への敬愛に満ちた作品だ。たしかに従来の3Dやなにやらを駆使したハリウッド作品の中では,この作品はシンプルさと凝りようが「異色」なの ...続きを見る
虎猫の気まぐれシネマ日記
2012/05/20 21:33
「アーティスト」
口元の付けほくろ。 サイレントからトーキーへ。 アーティスト。 ...続きを見る
三毛猫《sannkeneko》の飼い主の...
2012/05/25 17:14
アーティスト
アーティスト &#039;11:フランス ...続きを見る
C’est joli〜ここちいい毎日を♪...
2012/06/06 00:09
映画:アーティスト
 84回アカデミー賞で最多5部門で受賞したサイレント白黒映画、アーティストの記事です。 ...続きを見る
よしなしごと
2012/08/19 19:29
映画『アーティスト』を観て〜アカデミー賞受賞作品
12-36.アーティスト■原題:The Artist■製作国・年:フランス、2011年■上映時間:101分■字幕:寺尾次郎■観賞日:5月12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ □監督・脚本・編集:ミシェル・アザナヴィシウス◆ジャン・デュジャルダン(ジョージ・ヴァレンティン)◆ベレニ... ...続きを見る
kintyre&#039;s Diary...
2012/09/14 23:36

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
単にサイレント映画を復活させただけではないのがいいですよね。
サイレント時代には作れなかった、トーキーを見事に組み込んだ、これぞ21世紀のサイレント映画。
このセンスには脱帽するのみですよ。
にゃむばなな
2012/04/08 17:06
にゃむばななさん、こんばんは♪
そこなんです、まさにそこ。単なるサイレント映画だったら、一歩間違えればあざとい印象ばかりが先行してしまったでしょう。
部分的に絶妙なタイミングで“音”を入れたことで、この作品がただのサイレントとは一線を画す作品となりましたね。
SOAR
2012/04/08 21:37
こんばんは。

二箇所で音が出ると聞いていたけど、まさかの演出に驚きました。
周囲の雑音とラストの息遣い、センスが光ってました!!

言葉や色がなくても人間の感情は伝わるんですね。
単なる懐古映画でなく、現代とマッチした内容で、いつの時代も変わらないものを改めて考えさせてくれました。
オリーブリー
URL
2012/04/08 22:09
オリーブリーさん、こんばんは♪
あちゃ〜、音が入るシーンのこと、事前に情報流れてたんですかぁ!?
私全然知らなかったものですから、あのグラスを置く場面で鳥肌立ちましたよマジで。直後の印象は“禁じ手”でしたけどね(笑)

セリフやSEで状況説明を済ませちゃってる作品って結構多いんですよね。だから棒読みの子供やアイドルちゃんでも役者ができちゃってるわけなんですが、そういう表現力のない役者が通用しないのがサイレント映画なんだと本作から学んだ思いです。
仕草、表情、目の動き・・・。主演の二人のこれ、素晴らしかったですね。
SOAR
2012/04/09 23:43
サイレントとモノクロ…
最初は違和感を感じつつも、
それに慣れてくる自分がいました。
時折入る字幕や俳優たちの表情が見事だったと思います。

ラストはサイレントから本格的にトーキーへ。
あのタップダンスのシーンだけで、巧みに表現していました。
BROOK
URL
2012/04/11 14:29
よかったですね
よかったです

もうよかったです
おくやぷ
URL
2012/04/12 16:02
BROOKさん、こんばんは♪
映画の楽しみ方って当時と今とではずいぶんと違うんですね。限られた情報のみ受け取りながら各自が補完していくようなサイレント&モノクロの時代。
仮に映画大ファンな私たちが当時の人間だったら、果たして映画にハマっていたのかなあ・・・なんて考えてしまいます。
SOAR
2012/04/12 22:59
おくやぷさん、こんばんは♪
うんうん、よかったよね〜。
ホントよかった。
SOAR
2012/04/12 23:26
この作品を作ろうとした発想の原点は何かわからないけれど、
他に類を観ない現代のサイレントは、演技、演出、音の使い方、編集の仕方など、様々な基本を踏襲しながら、大いなる遊び心を加味して、
素晴らしい作品に作り上げられたと思いました。
流石、たくさんの賞を受けるに相応しい作品でしたね。
賞効果で、田舎のシネコンでも観られたことに感謝、感謝です。
悠雅
2012/04/16 00:11
素敵でしたね。
最近足りなかったもの。ストレートな気持ちと、こういう映画を作って見せたい!という監督の熱情、そして見事な演技。すべて堪能させてもらいました。
こういう映画を見れて幸せ!と感じることが出来た自分がうれしい。
サイレント映画というより、サイレントという状況を利用したロマンス映画と感じました。
いつもひねくれてる自分がちょっとやさしくなれた気分です。
sakurai
URL
2012/04/16 14:19
悠雅さん、こんばんは♪
サイレント時代の物語であることとサイレント映画であること。うっかりすると当たり前に受け取りがちですがこの組み合わせに必然性はないわけで、ここにまずアイデアの素晴らしさがありますよね。
あっという間にサイレントの世界に引き込まれた現代の観客にそれを気付かせてくれるのがあの遊び心。
賞効果ってホント大きいですよね。ここ最近のアカデミー受賞作だと、『スラムドッグ〜』、『英国王〜』、そして本作と少なくともこの3本、こうして話題に上らなければ私観てないかもしれません。こんなにも自分の心に沁みこんでくれる作品たちに出会えたことに感謝です。
SOAR
2012/04/17 23:39
sakuraiさん、こんばんは♪
同感です。私の好みのジャンルとは対極にあるような作品なのに、観終わってこれほど幸せを感じた作品はそうそうありません。素直にそう思えた自分が本当にうれしくなりましたよ。
サイレントの形式でありながら単なるサイレントではなく、とても凝った作品であることでも楽しめました。サイレントを現代人に見せるための工夫を凝らした監督の才能と、それに見事に応えた俳優陣のセンス。それがオスカーにつながったのでしょうね。
SOAR
2012/04/17 23:40
こんばんは!
お返事がすっかり遅れてしまいました。
オスカー受賞のこの作品
できれば劇場で観たいなぁと思っていましたが
実現してよかった〜〜
ほんと優しさに満ちた作品で
古き良き時代に癒されるような心地よさ。
でもおっしゃるように
効果的に有音シーンを挿入したりして
心憎い演出が光る作品でもありましたね。
サイレント映画は初めて観たけど
その良さがよく伝わってきました。
なな
2012/05/20 21:32
ななさん、こんばんは♪
セリフのないことってマイナスではなくプラスにも作用し得るのだなと、そんな風にも思えました。
当時のサイレントをただ単に真似るのではなく、大胆な演出によって現代のサイレントとして見せたことも素晴らしかったですよね。
SOAR
2012/05/27 01:23

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
『アーティスト』・・・サイレントに絶妙のギミックを添えて SOARのパストラーレ♪/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる