たった一人のハウンドドッグ

ハウンドドッグが揺れに揺れている。現在のハウンドドッグは大友康平ただひとり。どうしてこんなことになってしまったのか。元ファンとしては悲しい限りである。

昨年起こった大友と所属事務所との対立がそもそものきっかけなのだが、これにより新事務所を立ち上げた大友に付いたのは八島、橋本、西山。この時点で蓑輪と鮫島が離脱。さらに今年になって八島、橋本、西山も大友から離れてしまった。

大友は確かにハウンドドッグの顔である。彼にとって“命”であるハウンドドッグを一人になっても守り抜くという強い意志も尊重しよう。
しかし、元メンバー5人は脱退を否定している。6人での活動再開を望んでいるのである。2日に行われた日本武道館公演では、客席に橋本と八島の姿があったそうだ。

ひとりのメンバーと5人の元メンバー。それぞれに言い分もあることだろう。それでも元メンバーたちはなんとか歩み寄ろうとしている。そんな状況を大友はどう捉えているのだろうか。このまま孤立していくこと、ひとりのハウンドドッグを続けていくことが彼にとってほんとうにいいことなのだろうか。

大友のボーカルがあってのハウンドドッグなのかもしれないが、そのメロディを作り出しているのは蓑輪と八島のふたりだ。『ff(フォルティシモ)』『AMBITIOUS』のように、蓑輪のキーボードによるイントロが印象的な楽曲も多い。(『ff(フォルティシモ)』のイントロ聴くといまだに鳥肌立つし・・・)
やはり6人の誰が欠けてもハウンドドッグは成立しないと私は思う。

蓑輪と鮫島が起こしていた訴訟については八島、橋本、西山との間では既に和解している。これで1人対5人の様相がますます強くなってしまった。大友がハウンドドッグを脱退してソロ活動に・・・という図式でないだけに事は簡単に収まりそうにないが、ファンが見たいのは、そして聴きたいのは、84年のメンバーチェンジ以降続いてきたこの6人によるハウンドドッグ以外にはあり得ないんじゃないかな。少なくとも私はそう思いたい。

OMEGA
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