『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』・・・あーそっち行っちゃったか

このジャンルの草分け的存在であるインディ・ジョーンズが19年ぶりに復活ということで楽しみにしていた本作をようやく鑑賞。

あ~やっぱこの雰囲気だ。インディはこうじゃなくちゃ!アクションを交えたしつこいくらいのカーチェイスは見応えあったし、そのあとの虫ウジャウジャも堪能(?)。命がけの冒険にもかかわらず小ネタで笑いを誘うシーンが時々出てくるというあのセンスのよさも健在で、壮大なラスト+ハッピーエンドで終わる気持ちよさもあいかわらず爽快さ抜群。テレビ放映のたびに観てしまうシリーズの最新作、私はなかなか楽しめた。

ただ、ロズウェルやエリア51・・・ようするに宇宙人絡みのストーリーになったことには少々納得がいかなくもある。ナスカの地上絵でワンクッション置くことにより考古学と宇宙人話とを違和感なくつなげて見せてくれたが、私の観たいインディ・ジョーンズは、本能の部分であろう彼の野性的なアクションと、学者としてのインテリジェンスを駆使して魔境や遺跡の謎を解き進んでいく知力体力総動員の姿なんだよな。
いや、行き当たりばったりのアクションやなんとなく解けてしまう仕掛けはあってもいいのだ。これもシリーズお約束のノリなのだから。ただそればかりが目立ったのが気になった。彼のカッコよさには頭のキレもあるはずなのに。

『ハムナプトラ』のブレンダンや『トゥームレイダー』のアンジーはどちらかと言えばアクションセンスが、『ナショナル・トレジャー』のニコラスは逆に頭脳のほうががそれぞれ武器となるのに対し、どっちも持ち合わせるのがハリソン演じる我らがインディである。年齢を考えるとあれだけのアクションをこなしたハリソン恐るべしだけど、例えば残されたメモから推理を膨らませていくシーンなど、もう少しじっくり見せて欲しかったかな。

まあ前3作はどれも秀作だし、なんといってもスピルバーグにルーカスだもの、そりゃあ期待も自然と大きくなるというもの。そのぶん感じる拍子抜けやイマイチ感もまた大きいのかもしれない。そんなわけで巷の評価は以外に手厳しいようだが、まあ宇宙人云々については賛否が分かれるのは当然として、娯楽アクションとしての評価はひとつ客観的な目で吟味してもらいたい。飽きることもなく、あっという間の二時間だった方が多いはず。

ほら! けっしてつまらない映画じゃなかったでしょう?

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この記事へのコメント

亀子
2008年07月14日 12:36
SOARさんの言わんとしてること、よくわかります~(たぶん・・・笑)
 私も先行上映で張り切って?インディシリーズ劇場初の息子といったのですが、やはり息子にはいままでの作品の流れなどもないことで
ちょっと 不満の残る?映画になってしまったようで。アクションといい謎解きといい・・・。
ただ、私はもちろん 単純に楽しかったし
1作にでていた彼女がでてきて、子どもまでいた!なんていう エピソードも最初の倉庫も
小ネタとしておもしろかったし。
で、やはりもう少し謎解きとか やっとたどりついても まだ先に進めないみたいなのが
見たかったのかも。

でも 作ってる方が A級の規模で作ったB級映画だとおっしゃってるくらいなので(笑)
とにかく 楽しんで作った映画なんだろうなあとおもいます~~~
SOAR
2008年07月14日 19:08
亀子さん、こんばんは♪
はい、マリオンの登場はシリーズファンにはうれしい限り。カレン・アレン、いくつになってもキュートな女優さんですね~。
謎解きやトラップのおもしろさは後発の他シリーズのほうが凝っていて、正直追い抜かれちゃった気もしますが、インディはこれでいいんですよネ!
まあ『未知との遭遇』&『ET』テイストはともかく(笑)
2008年07月29日 00:14
確かに「そっち行っちゃったか!」でしたね(笑)
古代遺跡と宇宙人・・というのは結構よく聞く節ですけど・・・
でも楽しかったのでよかったですけど(^-^)
SOAR
2008年07月29日 23:49
みゆみゆさん、こんばんは♪
古代文明と宇宙人。考えてみると子供の頃大好きだったシチュエーションなんですよね。
ただインディでやってほしくなかったな~って気はします。
はい、もちろん楽しかったです。ラストでの帽子のアレは・・・世代交代はまだまだってことですかね?(^^♪

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