『大いなる陰謀』・・・う~ん微妙にハズレ(^^ゞ

『ブラックサイト』を観るつもりが時間が合わず、GWに観ようと思っていた『大いなる陰謀』に急遽変更。ま、こちらもかなり期待していた作品だったので。
それにしてもふだんは公開最終週にあわてて観に行くことの多い私にとって、公開2日目の鑑賞というのは非常~にめずらしい・・・・ってことはどうでもいいですネ(笑)

うーん、これは微妙だなあ。
トム・クルーズもメリル・ストリープもロバート・レッドフォードも素晴らしいのに、なんというか観終わった後に「おもしろかった~!」とか「つまらなかった~!」といった感情があまりわかなかった。この作品の提示するテーマが深いことは間違いないんだけど、それが逆に難しくしているような・・・。

反戦の世論が高まる中で新たな軍事作戦を意図的にリークすることによりマスコミを利用しようとする上院議員(トム・クルーズ)と、それがわかるがゆえに彼から得たスクープの発表を躊躇するジャーナリスト(メリル・ストリープ)。

学校で徴兵制復活を唱え自ら陸軍に入り、アフガニスタンでの作戦で窮地に陥る二人の志願兵。

その二人の志願をを思いとどまらせようとしたベトナム帰還兵でもあるマレー教授(ロバート・レッドフォード)と、彼に呼び出され彼らの話を説き聞かされる学生トッド。

この三組のペアを同じ時間軸の中で交互に見せながらストーリーが進んでいくのだが、その構成を理解するのにちょっと時間がかかってしまった(^^ゞ

また航空機の描写もイマイチ。
攻撃を受けるCH-47チヌークがオモチャっぽいのがなんとも痛い。(「ヨンナナ」独特のローター音がリアルに再現されてたのが救いか)
そして数秒しか登場しないAH-64アパッチと、雲間のシルエット(それも一瞬!)&音だけのA-10ホッグ(サンダーボルト)。戦闘シーンでの主役はあくまで孤立した二人の若者なのはわかるが、絵的にやや物足りなさを感じた。(まあこれは私がいわゆる“ミリオタ”だからかも?)

ラストはこの作戦の成功を報じるテレビニュースをじっと見つめるトッドのシーン。彼が何を思ったのかは想像するしかないし、そもそもこの成功のニュースが情報操作によるものなのか、それとも本当にその後成功したということなのかも含みを持たせていてスッキリしない。
こうなってくると邦題のセンスまで気になる。『LIONS FOR LAMBS』という原題はよくよく考えてみると奥が深いではないか。いっそこれをうまいこと意訳したタイトルのほうがよかったんじゃないのかな。

というわけであくまで個人的な見解だが、今年の劇場鑑賞5作目にして初の“ハズレ”に当たってしまったというのが正直なところ。
口直しはやっぱ『戦慄の楽譜(フルスコア)』だな!(『ブラックサイト』じゃないんかい?)

★劇中のCH-47があまりにおもちゃっぽかったので最後に本物のCH-47を(笑)
  (2007/8/26 東富士演習場にて撮影)

画像

            EOS 30D/EF70-200mmF2.8L USM/プログラムAE

★『大いなる陰謀』公式サイトはこちらから

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