北の精鋭見参・・・富士総合火力演習

前夜の御殿場駅前市営駐車場にあふれる他県ナンバーの車、車、車・・・。車内には翌日の陸上自衛隊富士総合火力演習見学に備えて仮眠をとる人たち・・・。

さあ、今年も「総火演」がやってきた!

現地入りしたのは夜明け前の午前4時半。満天の星空に今年の天気はばっちりだと胸をなでおろす。やがて空が白み始めると雄大な富士山がくっきりと浮かび上がった。6時の開場をひたすら待っていた観客の誰もがこの富士の姿に「晴れだ!」と確信したに違いない。これが数時間後にはまさかの展開になるとも知らずに・・・(汗)

開場後演習開始の10時過ぎ頃まではとにかくよく晴れていた。じりじりと焼けつくような暑さだったのだ。ところが演習が始まるとにわかに曇り始め、とうとう小雨がぱらつき出してしまった。かれこれ10年以上に渡り毎年通い詰めているが、最初から最後まですっきり晴れたことってあまりないなあ・・・。まあ撮影に直ちに支障をきたすレベルではなかったが、やはりこのイベントでは夏の陽射しを受けた被写体が魅力なんだよね。残念。

総火演の見所のひとつである90式戦車の連続行進間射撃。今年の担当は戦車教導隊第2中隊。あいかわらずこの流れ星部隊は絵になるねぇ!

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そして最近恒例となっている遠方からの参加部隊は、なななんと北千歳の第7師団71戦車連隊!!
昨年の記事で触れた“マニア垂涎の競演”が早くも実現♪

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ただし、これらは富士の戦車教導隊の車両に71戦車連隊のマークを入れた物のようで、おそらく搭乗員のみが北海道から遠征してきていたと思われる。車体側面や砲塔前面の識別は第3中隊だったことから、車体前・後部の部隊標示は本来「71戦-3」となるはずだが、これが「戦教-2」となっていたので。
いずれにしても戦教2中の流れ星と並んで知名度の高いこのマークを本州にいながらにして見られるなんて、そしてそのマークを付けたキューマルが北海道ではなく富士の裾野を駆けてるなんて、これはもう夢のよう。北の精鋭、富士に見参といった雰囲気にシビレまくってしまった。

状況終了後に粘っていると90式のこんな“ごあいさつ”も見ることができる。この“戦車のおじぎ”は戦教2中のお約束パフォーマンスで、今年も盛大な拍手喝采が沸きあがった。

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さて、今年の記事は90式戦車中心にまとめてしまったが、74式戦車ももちろん健在。砲塔上部のサイトカバーに“見敵必殺”の4文字を入れた戦教3中と、今や総火演の準レギュラーに定着した感のある駒門の第1戦車大隊が参加した。それにしてもナナヨンはやっぱり“音”がいい。エンジン音も発砲音も。

87式自走高射機関砲が参加したのもうれしい想定外。しかも水平射撃ながら実射したのにはびっくり。過去に展示のみで来たことはあったが、久しぶりの参加でしかも撃ってくれるとは!

初っ端の空自F-2支援戦闘機もすごかった~。観客席に近いところを例年よりも低空でパス。写真撮るのも忘れて見入っちゃった(笑)

開場直後のスタンド席への誘導方法や帰りのシャトルバスの配分、前日までの予行演習のうちに人気商品をほぼ売り切ってしまう各売店業者など、主催者側にもう一度見直してもらいたい点もあるにはあったが、とにかく今年もいい演習を見学させてもらった。
さて、来年こそはAH64Dアパッチロングボウの射撃に期待したい。そうそう、新戦車のお披露目もそろそろ・・・。

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