『バトルシップ』・・・現用駆逐艦が魅せる迫力の洋上バトル

各国海軍が参加するリムパック(環太平洋合同演習)の海域にエイリアンが出現したらどうなるか。ありそうでなかったこのアイデア。こいつは面白そうだ。なにしろリムパックには空母やイージスや潜水艦を含む数十~百隻近い戦闘艦が集結しているのだ。 過去の軍隊VSエイリアン映画とは規模が違う迫力の戦闘シーンの予感に期待を膨らませつつ劇場へ。 う…
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『アーティスト』・・・サイレントに絶妙のギミックを添えて

なんと優しさに満ちた映画なのだろう。 ストーリーの進行上必要最低限のセリフのみが字幕という形で提示され、シーンごとに状況を的確に表すBGMが時に優雅に、時に切なく、時に激しく作品世界を包み込む。それ以外の音声や効果音は観客それぞれが思いに沿って頭の中で独自に重ねて合わせていく・・・。 劇場で観るのは初めてのサイレント&モノクロ映…
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『劇場版 SPEC ~天~』・・・開けてしまったパンドラの箱

思えばテレビドラマの第1話からハマってしまった『SPEC』。戸田恵梨香と加瀬亮の新境地にグイグイ引き込まれてあっという間の全10話。結局謎だらけじゃないか~!な終わり方だったドラマの続編がついにキタ!(喜) ちなみに昨日の「王様のブランチ」の中で「テレビドラマのほうを見てなくても単体で楽しめる」と紹介していたが、それはどうだろう。…
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『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』・・・今回はヴェルヌとスウィフトとスチーブンソン!?

お父さんと男の子で観に行き大興奮、お母さんとお姉ちゃんの冷めた視線もなんのその・・・とまあそんな映画である。都合よく訪れる危機を都合よく回避していく3Dアドベンチャー。いちいち揚げ足を取るのも大人気ない。ここはひとつ素直な心で楽しみましょう(笑) 要するに子供向け全開な作品である。それでも導入の“神秘の島”に至る謎解きの過程はシン…
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『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』・・・“I Have a Dream 私には夢がある”

第84回アカデミー賞において4部門(作品・主演女優・助演女優・助演女優)にノミネートされ、ミニー役のオクタヴィア・スペンサーが見事助演女優賞を受賞した本作。60年代アメリカの人種差別問題という重いテーマを描きながらもその作風はコミカルで力強く、希望や温かさにあふれる好印象の一本。 黒人メイドの存在を白人女性たちがどうとらえているの…
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『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』・・・ライヘンバッハとその後

ホームズとワトソンの人物像に関する固定観念を鮮やかに覆してくれた前作から2年。楽しみにしていた続編がいよいよ公開となり、ロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウによるあの名コンビが再びスクリーンに帰ってきた。 いやーおもしろかった! コナン・ドイルだとか謎解きミステリーだとか、そういう予備知識は忘れてしまったほうが楽しめるのは前…
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『ヒューゴの不思議な発明』・・・映画で映画を語る

第84回アカデミー賞で5部門受賞に輝いたマーティン・スコセッシ監督の話題作。 時計台に隠れ住みながら父の残した機械人形をコツコツと修理する日々を送る孤独な少年ヒューゴは、玩具屋ジョルジュとその養女イザベルに出会う。イザベルが持っていたあるアイテムにより動き出した機械人形が描いた一枚の絵をきっかけに、ヒューゴとイザベルはジョルジュの意外…
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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』・・・ブランコの向こうに

賢いがちょっと変わった行動を取ることのある少年オスカー。9.11のテロ事件で大好きだった父を亡くした彼に残る心の傷だ。最愛の父を失った悲しみを乗り越えられないでいた少年はある日、父のクローゼットで封筒に入った鍵を見つける。かつて父と遊んだ調査探検ゲームの思い出が、少年を鍵穴探しの旅に駆り立てる。 封筒にメモ書きされた「black」…
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『TIME/タイム』・・・歪んだ“適者生存”の原理

まさに“時は金なり”が具現化された近未来。人々は25歳で成長が止まると同時に左腕の“時計”が起動し、残り寿命のカウントダウンがスタートする。 この世界の通貨は金ではなく時間なのだ。人々は生きるために時間を稼ぎ、コーヒーを飲むのもバスに乗るのも、支払うのは時間。収支にあわせ腕に刻まれる余命も増減するようになっていて、半永久的な時間を持ち…
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『はやぶさ 遥かなる帰還』・・・順繰り

M-Vロケットに搭載され打ち上げを待つはやぶさ内部をボアスコープが巡るオープニング。最初にアップになる電子基盤上の小さな部品こそが、後にイオンエンジン全停止というプロジェクト最大の危機を救うことになるクロス運転回路のダイオードだ。次いでボアスコープはX軸のリアクションホイールも映し出す。 宇宙に飛び立つはやぶさがこの先体験する様々な出…
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『ペントハウス』・・・年金運用にご用心!

最近まであまり興味もなかったのだが、やたら流れるようになったTVCMに感化され観ることに。 うーん、なんともビミョーなおもしろさ。ハズレとまでは言わないものの、ベン・スティラーやエディ・マーフィならではの陽気な楽しさとか、あの手この手で財産を取り返す爽快感とか、そういうのをとことん味わえると踏んでいたのでその点ではイマイチだったな…
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『ALWAYS 三丁目の夕日'64』・・・東京タワーと新幹線とブルーインパルスと

巣立ちがあれば別れがある。夢をつかむとき、新しい出会いに胸を躍らすとき、悲しいかな別れは付き物なのだ。昭和の風情も懐かしい人情ドラマの第三弾。今回もたっぷり笑い、そしてたっぷり泣かせてもらった。 すっかり御馴染みの夕日町三丁目の面々だが、淳之介と一平がすっかりお兄さんらしくなっていてちょっとびっくり。彼らの成長は50年代から60年…
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『ロボジー』・・・ドモアリガトーミスターロボット(懐)

2012年最初の映画鑑賞は私の大好きな矢口監督の鈴木さんシリーズ(?)最新作! これまでの作品のような終盤へ向けての盛り上がり感は少々控えめだが、笑いと感動のツボをうまくおさえたストーリー展開はやっぱり矢口監督ならではの面白さ。“ジジイとロボット”というある意味対極の存在がよりによってひとつになることで起こるドタバタを交えたハートウォ…
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2011年の映画を振り返って

今年1年間の劇場鑑賞回数は偶然にも昨年と同じく54回。3作品をリピート鑑賞したので作品総数は51本(そのうちレビューは49記事で落稿2本)。 地元2館に集中して通ったほか、今年は出張先での鑑賞も実に9回。休日を挟む出張が発生した場合何より気掛かりなのは、もはや仕事の内容ではなく宿泊先周辺に映画館があるかどうかである(笑) さ…
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『ニューイヤーズ・イブ』・・・というわけで、よいお年を!

良くも悪くも期待通りの作品。スター俳優が一堂に会しての群像劇としては昨年の『バレンタインデー』のほうが好みではあるが、さらっと観てちょっといい気分になれる後味のよさという点はこちらも同じ。あとは出演俳優の好み次第で観た人の評価が決まるんじゃなかろうか。 素敵なラブストーリーや人間ドラマを一度に堪能したような心地よい満足感。一つ一つ…
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『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』・・・真のリーダー

1941年12月8日、帝国海軍の下す苦渋の決断によりこの国は戦争へと突入した。太平洋上機動部隊空母6隻の攻撃隊一波二波合わせて約350機がオアフ島真珠湾を目指す。 対米戦回避をギリギリまで唱えながらもこの奇襲攻撃を立案することになる山本五十六が、連合艦隊司令長官就任からブーゲンビル島上空で戦死するまでに何を見つめ、何を憂い、何を思いな…
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『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』・・・チームあってのイーサン・ハント

脱獄から始まって核攻撃阻止で終わるという何とも大胆なストーリーがとにかくおもしろい! 回を重ねるごとに目立ってきたイーサンのワンマンぶりや、派手なアクション、凝ったギミックで魅せるというスタイルが本作では適度にリセットされた感ありで、シリーズお約束でもあるこうした要素が控え目になったことが意外にも好印象である。 クレムリン爆破事…
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『リアル・スティール』・・・繰り出せ三連コンボ!

往年の名作『ロッキー』の興奮と感動を思い起こさずにはいられない情感あふれる人間ドラマと劇的なクライマックス。 それぞれに生きる気力を少しずつ見失っていたチャーリーとマックスが、廃工場で見つけたロボットATOMとの出会いを通して活気を取り戻し、同時に互いの絆を深めていくという王道ストーリー。これがまた実に気持ちいい。 廃棄されていた型…
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『50/50 フィフティ・フィフティ』・・・身近なガン患者への接し方とは

ガン患者を主人公に据えた作品だが、壮絶な闘病物語でもなく、その生死をめぐる感動号泣ドラマでもない。世話役を買って出たはずの恋人は去ってしまうし、親友も影で涙を流すどころかガンをネタにして悪ふざけの日々。担当となった新米セラピストもどこか頼りない。 それなのに観ているうちに心がポカポカと温かくなっていく展開が実に爽やか。ストーリーにドラ…
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『アントキノイノチ』・・・“あのときの生命”を忘れずに生きよう

人はなぜ生きるのか。生きようとするのか。あるいはなぜ自ら死のうとするのか、他人を殺そうとするのか。 高校時代に親友を“殺した”青年と、同じ頃に“殺された”ことがあると語る少女。遺品整理業という特殊な職業に身を置く二人の心の揺らぎを通して「生命(いのち)」の意味を問う、ずしりと重みのある物語だった。 さだまさしの原作を一ヶ月ほど前…
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