テーマ:アニメ

『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』・・・珠玉のタイムスリップSFファンタジー

舞台は1977年の深山井村。間もなくダムに沈むこの村に2001年からタイムスリップに巻き込まれてやってきた6年生のユウタ。彼は2000年に父親をバイク事故で亡くしているのだが、77年の深山井村で出会う少女さえ子が未来に起こるその事故に関係していることを知る・・・。 昭和の時代にタイムスリップした少年の体験を通して大人たちにノスタル…
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『映画「紙兎ロペ」つか、夏休みラスイチってマジっすか!?』・・・ロペとアキラ先輩の長~い一日

『紙兎ロペ』はTOHOシネマズにて2009~2011年に公開作品の幕間に上映されていたショートアニメで、予告編やマナーお知らせの前に上映されるため、TOHOで観るときにはこれを見逃すまいと早めに席に着いたものである。そう、私、ロペの大ファンなのだ。DVDも2枚・・・いや昨日の本作鑑賞後に第3弾を買ってきたので現在3枚所有!(笑) …
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『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』・・・ひまわりの一言に注目!

そもそも原恵一監督が第9作『オトナ帝国の逆襲』と第10作『戦国大合戦』で“仕掛けた”ことにより、一部の大人たちから注目されるようになったのが映画版クレしんである。ちなみにこの2作、少なくとも私は日本のアニメ映画史上に残る傑作だと思っているのだが、残念ながら第11作以降この二つに匹敵するような作品が出ていないのも事実。それでもここ3年ほど…
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『ももへの手紙』・・・父の想いと父への想い

興味はあったものの劇場鑑賞は躊躇していた本作を結局初日鑑賞。その感想を一言で表すならずばり、「観てよかった!」である。 ジブリの傑作『となりのトトロ』の持つあの情緒豊かなテイストや『千と千尋の神隠し』のおどろおどろ感、そして両作品共通のひたむきなヒロイン像を、亡き父と少女の絆の物語に当てはめて再現し直したかのような本作。久々に日本…
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『名探偵コナン 11人目のストライカー』・・・推理パートの希薄さが致命的

さて今年のコナン。 まずサブタイトルが興味深い。これまでの「●●の■■(△△)」パターンではなくなったのだ。昨年の『沈黙の15分(クォーター)』のセンスの良さが記憶に新しいが、今年は通例と異なり“の”以下はカッコなしの片仮名ストレート。まあ考えてみたけどストライカーの漢字表現って難しいので(得点選手とか蹴球選手とか点取り職人とか?)、…
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『カーズ2』・・・あくまでメーターの物語として

これまでまったく興味のなかった1作目をふとしたきっかけでDVD鑑賞し、その名作ぶりに5年にわたった自分の食わず嫌いを心の底から後悔したのが先月のこと。 ピストンカップ優勝を目指すワガママレーサーのマックィーンが、再レース会場へ向かう途中に立ち寄ったラジエーター・スプリングスで出会う街の車たちとの交流を通して友情や恋や相手を敬う心を学ん…
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『コクリコ坂から』・・・少女よ君は旗をあげる

東京オリンピックを目前に控えた日本。舞台は横浜。純真な少女と少年の恋模様は途中ドキリとするような展開も交えつつ、それでも最後は実に清々しい希望あるエンディングへとつながってゆく。 ジブリならではのファンタジー色はほとんどないが、登場人物すべてが優しくて温かくて爽やかで、後味が絶品のアニメーションだった。 校内の部室棟取り壊しを巡…
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『メアリー&マックス』・・・手紙だからこそ伝わるもの

パソコンやケータイが当たり前になる前、大抵の雑誌には文通コーナーがあったものだ。郵便という手段を使って手から手へ物理的なやりとりを行う“手紙”は、相手の元に残り続けるのが魅力のひとつ。そしてインターネットを介した交流では味わえない温もりや、時には感情すらもいっしょに伝えてくれる。大きな文字、優しい文字、筆跡のかすかな乱れ、涙でにじんだイ…
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『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』・・・どうしたコナン

劇場版コナンの第15弾。ここ数年ハズレのないこのシリーズに今年も期待していたのだが、残念ながら今回のコナンは私にはイマイチな出来映えであった。 あいかわらず超人的な行動を見せるコナンには圧倒されるし、それを楽しみにしているファンの方なら序盤のスケボーと終盤のスノボのシーンだけでもお腹いっぱいとなるのだろう。実際この両シーンは本作中…
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『塔の上のラプンツェル』・・・魔法の髪、元気印のプリンセス

ディズニーのプリンセス・ストーリーをこれまでじっくり観たことがないので断定はできないが、ここまで躍動的で表情豊かなお姫様はこのラプンツェルがおそらく初めてなのではないだろうか。 好奇心と勇気と優しさをしっかりと兼ね備えた明るく生き生きとしたヒロイン像は、まるでジブリが創り出す朗らかな女の子たちのようだ。 ストーリーはプリンセス・…
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2010年の映画を振り返って

今年一年間の劇場鑑賞は54回。そのうちリピート鑑賞を除く作品総数は52本だった。秋の公開作品に興味のわく作品が少なかったのと、年末にかけて映画を観に行く時間的精神的余裕がなくなってしまったこととで50本は超えないだろうと踏んでいたのだが、終わってみればとりあえずの52本。地元2館をメインに時には遠方のシネコンまで我ながらよく足を運んだも…
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『SPACE BATTLESHIP ヤマト』・・・波動砲発射シークエンス

第一艦橋や機関室の各クルーたちがコールしながら進んでいく波動砲の発射シークエンス。原作アニメ放映当時小学生だった私はとにかくヤマトが大好きで、特に波動砲の発射シーンには毎回胸を躍らせたものだ。古代や徳川が発する発射までの一連のセリフを真似てのヤマトごっこ、その意味も充てる漢字もよくわからないのに(笑)みんな夢中だったなあ。 そんな…
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『怪盗グルーの月泥棒 3D』・・・見所は三姉妹とミニオン軍団

当初スルーのつもりでいたこの作品、予告で観た女の子のあまりの愛らしさに心奪われ(笑)金曜の夕方に観てきた。ちなみに私の映画人生において初の貸し切り状態お一人様上映であった。 子供嫌いの大泥棒がライバルを出し抜くためにやむなく利用した幼い三姉妹に懐かれてしまい、やがて純真な彼女たちに泥棒自らも心を開いていくというハートウォーミングな…
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『REDLINE』・・・詰め込み過ぎが惜しまれる

重低音の効いた4ビートが生み出す迫力のグルーヴ。そのサウンドの中を猛スピードで駆け抜ける熱きレーサーたち。絶妙のタイミングでめまぐるしく切り替わっていく“カメラワーク”に瞬きする暇もない。 描かれる人やマシンには極端なデフォルメが施され、遠近感、立体感、距離感がその辺の3Dアニメとは全く違うアプローチで表現されていく。 いやはや…
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『カラフル』・・・“生きてる?”from P

待望の原恵一監督最新作! なんだかんだ言ってこの夏私が一番楽しみにしていたのが本作『カラフル』である。温かさに優しさ、そして時には残酷さをも容赦なく描きあげる原テイストは今回も如何なく発揮されていた。 あ~やっぱり原監督の世界はいいなあ。今のところ私にとって最も相性のよいアニメ監督はやはり原恵一監督のようだ。 (ちなみに森絵都の原…
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『ヒックとドラゴン』・・・復活の翼が奇跡につながる

『トイ・ストーリー3』に『借りぐらしのアリエッティ』と、この夏はアニメ作品にハズレがない。バイキングとドラゴンの戦いが続く遠い昔を舞台に、弱虫少年の成長を描く本作もまた珠玉のファンタジー・アドベンチャーである。 宿敵であるドラゴンを倒すことで一人前と認められるバイキングの一族。だが傷付いたフューリー族のドラゴン“トゥース”と出会い…
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アリエッティの庭・・・センニチコウ

映画『借りぐらしのアリエッティ』に登場する庭はなかなか魅力的だ。古い屋敷の手を入れていない庭なのにもかかわらず・・・いや、だからなのか無造作に咲き乱れる夏の花たちがどれもこれも美しい。 ガーデナーなら映画やアニメに興味がなくとも観て損はない作品である。 (そもそもジブリ作品は背景の植物がいつもきれいに描かれるのだ) 劇中の主要…
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借りぐらしの・・・バズ・ライトイヤー(何やってんだオレ)

うちのアイビーとバズの食玩フィギュアでアリエッティをパロってみた(笑) この後、花壇のマリーゴールドを使って例の「君たちは滅びゆく種族なんだよ」と翔少年に宣告されるシーンにチャレンジしたのだがなかなか構図が決まらず、ふと自分が庭でトイストーリーのおもちゃで遊んでいる怪しいおっさん状態であることに気付いた時点で急に近所や往来の目…
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『借りぐらしのアリエッティ』・・・夏の草花、角砂糖・・・そしてノイチゴの実

深い緑と色鮮やかな夏の草花たちが織り成す美しい風景、そしてそこに息づくジブリらしい表情豊かなキャラクターたち。ストーリーに特別なインパクトはないものの、こじんまりとまとまった愛らしく優しい作風はとても心地よかった。 意志が強く朗らかで前向きで好奇心旺盛なしっかり者・・・そんなアリエッティ(声:志田未来)のキャラが典型的なジブリのヒ…
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『トイ・ストーリー3』・・・やっぱり君たちは最高だよっ!

良作の多いピクサーアニメ。近年の『ウォーリー』や『カールじいさん~』もなかなかの作品だった。でも私のお気に入りは断然『トイ・ストーリー』と『トイ・ストーリー2』。どちらも笑いと涙で胸をいっぱいにしてくれるピクサーきっての名作である。 そして今日、待ちに待ったシリーズの最新作『トイ・ストーリー3』がついに公開。長いことご無沙汰だったウッ…
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『9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~』・・・Over The Rainbow

原案となるアッカー監督自身の短編作品に惚れ込んだティム・バートンがプロデューサーを買って出たことにより生まれたという本作。ゆえに強烈なバートンっぽさがあるのかと思ったらそれほどでもなく、バートン好きの私はむしろそこに本作の魅力を感じた。 その世界観は「ターミネーター」を思わせる終末SFだが、主人公は人間ではなく人類が滅びた後の荒廃…
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『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』・・・夜明けのMEW(懐)

映画第9作『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年)で大人たちから21世紀を取り返したしんのすけが、今回は未来(20年後くらいか?)の自分に会いに行くという本作。『オトナ帝国~』で勝ち取った未来は希望に満ちた明るいものだったはずだが、たどり着いた未来の春日部は隕石の落下によって舞い上がった塵が太陽を閉ざす絶望の世界だった・・・…
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『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』・・・コナンとキッドと新一と

バイオハザード絡みの航空パニック物となった劇場版コナンの第14作。この設定に私が反応しないわけがない。午前に鑑賞した『アリス・イン・ワンダーランド』がまさかの期待ハズレに終わったので、レイト鑑賞の本作に期待しつつ再度劇場へ。 コナンらしさという観点でいうとどうもいまひとつだった気がする。前々作『戦慄の楽譜』では楽器の構造や演奏法、…
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『コララインとボタンの魔女 3D』・・・ストップモーションアニメと3Dの相性

ストップモーションアニメの傑作『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が好きな方には特にオススメの作品。本作は児童文学が原作とのことでたしかに少女が奮闘する冒険活劇的なスタイルながら、その世界観はかのティム・バートンにも通じるダークなファンタジー。これ実写でやったら演出次第でかなり怖いホラーにもなり得るんじゃなかろうか。 冒頭で人形を解…
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『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』・・・宮川音楽の継承はうれしいが

“無限に広がる大宇宙・・・” ヤマトに欠かせないこの冒頭のナレーションに心がすーっと鎮まっていく。続いて流れ出す川島和子のスキャット。シンプルにして深く、優しさに満ちあふれながらも無性に切ない、少なくとも私の世代なら知らない人はいないであろう、故・宮川泰が残した極上の美しいメロディ・・・。 ああ、ヤマトだ。ヤマトが帰ってきた。 …
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『カールじいさんの空飛ぶ家』・・・“冒険はそこにある!”

不機嫌そうなしかめ面の老人とどこか抜けてるマイペースな少年。およそアクション・アドベンチャーのヒーローにはほど遠いこのコンビが、大空でそして伝説の地で繰り広げる大冒険。ピクサー10作目は擬人化した昆虫でも魚でもおもちゃでもクルマでもなく、“人間”二人をどうどうと主役に据えた夢と感動の素敵な物語だった。 まずは前評判の高かった序盤の…
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『Disney's クリスマス・キャロル』・・・スクルージにも神の祝福を!

あまりにも有名なディケンズのクリスマス・キャロル。私が最初に読んだのは英語の授業で教材に使われた副読本だった。もちろん原文ではなく中高生向きに優しく書き直された物だったと思うが、私にとって辞書を引きながら英文を読むことの楽しさを教えてくれた思い出深い物語である。 さて、本作はディケンズの原作に忠実で構成もほぼそのままなのが好印象。…
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『ATOM』・・・「まつ毛のないアトムなんて!」(友人談)

ロボット工学の第一人者である博士が、不慮の事故で亡くなった息子の記憶を移植したロボットを作る。アトムと名付けられたそのロボットは正義の心を持ち人間のために悪と戦う・・・。1950年代に生まれたこの物語がいまだに世界中で愛され続けるのはなぜだろう。そんなことを思いながら鑑賞した。 冒頭次々と画面に現れる豪華キャストの名前は、吹替え版…
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臼井儀人と私の中の「クレヨンしんちゃん」

「クレヨンしんちゃん」作者の臼井儀人さんが亡くなりました。 低俗なギャグマンガという印象をお持ちの方も多いと思いますが、「クレヨンしんちゃん」には親子の絆や友情、また社会のルールやモラルなどを題材とした優しく正しく温かいエピソードも多数存在します。 登山に出掛けたひろしとしんのすけが、山で出会うマナーにうるさいおじさんと親し…
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『BALLAD 名もなき恋のうた』・・・原作への敬意と愛情がこもったリメイク

原作アニメ『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』に対する愛情がいっぱいこもった仕上がりだった。原作の大ファンである私は、実写化リメイクの話を初めて聞いたとき、原作のすばらしさが損なわれはしないかと本気で心配した。原恵一監督が創り上げた日本のアニメ史上に残るであろう名作をこれ以上イジってほしくなかったのだ。断片的な予告映像を…
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