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zoom RSS 『亡国のイージス』・・・その2

<<   作成日時 : 2005/09/03 18:59   >>

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原作未読のまま夏休みに鑑賞したがそれでも満足できたことを、印象に残ったシーンの紹介など交えて先日記事にした。しかし、原作と比較した上で、特に登場人物の描き込み不足を不満とする意見をブログで書かれている方が非常に多いことが気になってもいた。
そこで、「原作を読んでから観るべし」という諸氏の意見には残念ながらもう間に合わないが、まあ“映画→原作”でいいからとにかく読んでみようと、上・下巻を買い揃えた。

【以下ネタバレあり】
映画の最後のほう、一連の騒ぎが収まり新たな護衛艦で任務に付く仙石(真田広之)の元に一通の郵便が届く。差出人名のないその大判の封筒の中から出てきた一枚の絵に、うれしそうな表情の仙石・・・。これは、「いそかぜ」自沈後不明だった如月(勝地涼)の生存を仙石が確信する・・・という描写であり、感動を誘うなかなかの名場面だ。

この絵は騒ぎが起こる前、艦上のヘリ甲板にて如月が描いたものなわけだが、映画の中でも如月と彼の絵に対する思いについて、一本の絵筆を小道具(?)にそれなりに触れているので、前述の感動シーンがわかりずらいということはないかと思う。

しかし原作を読んでみると、少年時代の如月がどんな環境下で絵画と出会ったのか、のめり込んでいったのかが序章において既にリアルに語られている。確かにこの件(くだり)を事前に読んでいただけでも映画鑑賞時に感じ取れるものがより大きいかもしれない。

映画は映画で常識的な時間枠の中でまとめなければならないという制約があるだろう。それを考えれば充分よくできていたし、私の満足度は今も変わらない。原作小説で補完しつつ鑑賞しなければ訳のわからない映画だ、ということはけっしてないと思う。
が、多くの人たちがおっしゃるように事前に原作を読んでいると、よりすんなりと映画の中に入っていけるし、なにより個々の人物描写やそれぞれの交わりが細かく丁寧に書かれているので、登場人物たちへの感情移入がしやすくなる。結果、この映画がさらにおもしろくなるであろうことは想像に難くない。

「原作を読んでから観るべし」・・・なるほどね。
あ、もちろん、未読のまま観た人も遅くはない。私のように後から読んでみるのもいいものだ。映画が先の場合、登場人物に映画での俳優さんを当てはめながら読んでいけるというメリットがあるし。まあもっともこれはせっかく文字から自由にイメージができる「本(小説)」というメディアでありながら、人物イメージが自身の頭の中で強制固定されてしまうデメリットでもあるのだが・・・。
亡国のイージス 上 講談社文庫 ふ 59-2
亡国のイージス 上 (講談社文庫)
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コメント(1件)

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最近 本よんでないから よんでみようかな?

「おーい 本やーい!!」

そっちの 【よんでみようかな】 かい!!

て チャント読みますがな。私ハードボイルド系が好きなんですけど、読めるかな? 難しい?この本。
エンジェル
2005/11/13 01:05

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