夏の甲子園と『YELL!-16番目の夏-』

今年もたくさんの感動を残して球児たちの熱い夏が幕を閉じた。いつの間にかプロ野球に興味がなくなってしまった私も高校野球は別!特に夏の大会は大好きなのだ。

さてさて。夏の高校野球をテーマにした井上昌己(いのうえしょうこ)の『YELL!-16番目の夏-』という曲がある。彼女はけっしてメジャーではなかったけど、その声質や歌唱力、作曲センス等に惹かれた時期があり、今でも好きなアーティストの一人だ。
で、この曲。“野球”という単語は一切出てこないのだが、フェンスの向こうで汗を流す「君」にエールを送る「私」の想いがさわやかに綴られていて、この時期に必ず聴きたくなる一曲だ。(ってか実際クルマの中でリピート再生しちゃってマス・・・)

歌詞中に“16番目の君でも 全部大好き!”という一節がある。タイトルにもなっているこの“16番目”こそがこの曲のキーワードであり、私がこの曲を好きな一番の理由でもある。

今大会では背番号17や18の選手が活躍する場面がよく見られたが、この曲が発表された1989年当時の登録選手数、すなわちベンチ入り人数は15人だった。
そう。この曲はベンチ入りできなかった選手たちがエールの対象なのだ。その学校の野球部員が何人であろうと、15人に入れなかったすべての選手が16番目。登録選手が18人の今大会で言うなら、応援席でユニフォームを着て声を枯らしていたあの野球部員たちはみんな19番目の君でいいんじゃないかな。グランドに立つ18人と同じだけの練習をしてきたに違いない彼らだもの。

37年ぶりの引き分け再試合となった決勝戦を戦い抜いた早稲田実業、駒大苫小牧両校の選手はもちろんのこと、すべての参加校の野球少年たち、ほんとうにおつかれさま!今年も感動をありがとう!

井上昌己 ベスト10
井上昌己 ベスト10

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